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平成26年3月1日より医院の名称が「鳥居泌尿器科医院」から「美原腎泌尿器科」へと変更になりました。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

（2014年3月1日）

夜尿症が続いて困っている子供の割合は、小学生で10～15％ほどといわれます。

なかなか相談しづらいことなので、夕方以降の水分摂取を少なくするなどの工夫を独自にされているケースも多いようですが、これで改善するのは、全体の1割程度とされています。

また、治療を受けたくとも、小児科、泌尿器科、どこに行けばよいのか分からない方も多いようです。

現在、日本夜尿症学会による診療ガイドラインが作成されており、多くの小児科、泌尿器科にて診療が可能となっています。まずは普段かかりつけの医院、病院へ相談されることをおすすめします。正しい治療を行うことで、治癒率がとても高くなります。

（2010年11月23日）

夜間頻尿は、これまで前立腺肥大症の初期症状であるとか、夜に水を飲みすぎているという説明がなされ、医療者の多くも、そのことに疑問を感じることなく治療されていました。

ところが、最近の報告によると、泌尿器科だけではなく、循環器や内科の病気、睡眠障害、老化現象など様々な原因が複雑にかかわっていることが分かってきました。

現在は、排尿日記をつけてもらうことで、夜間頻尿の原因を特定して、それぞれの原因に合わせた治療を行うことで、以前よりも効果的に治療ができるようになりました。

（2010年11月23日）